注目のベンチャー企業Cirqle Biomedical

注目のベンチャー企業Cirqle Biomedical

注目のベンチャー企業

みなさんは、Cirqle Biomedicalという会社を知っているでしょうか?

このデンマークの会社は、非ホルモン性避妊技術を開発・商標化した会社です。
コロナの影響で臨床試験、その後の様子は現状詳しくわかりませんが、今、注目のベンチャー企業です。
昨年、180万ドル(約2億円)の資金をさらに確保しています。

https://www.oui.us/news.html

この会社が開発した新薬では、子宮頸管粘液の自然なバリア特性を利用する避妊への新しいアプローチを推進しています。スウェーデンのストックホルムにある王立工科大学の研究所で開発された技術を使用して、同社は、子宮頸部粘液を女性のサイクル全体にわたって精子細胞に浸透させない局所適用バイオポリマーを開発しています。
このアプローチにより、ホルモン避妊薬から知られている全身性の副作用なしに、製品を即座に長期間保護することができます。

この会社はよくバイオポリマーの研究経験のある研究者を募集していて、広く見れば私の分野との関わりもあり、求人情報でよくみかけていました。

まず、会社のHPをみて
「Our mission is to create a next-generation contraceptive technology to replace hormonal birth control as the go-to option for women.
私たちの使命は、ホルモン避妊薬に取って代わる次世代の避妊技術を開発し、女性の頼りになる選択肢にすることです。」

続けて
「“My appreciation of the birth control problem started when my girlfriend told me that she wanted to stop using the pill because of the side-effects. I think it’s fair to say that most men are not very aware of birth control and their side-effects but the more we talked about her and her friends’ experiences, the more I realized the magnitude of the problem and the lack of non-hormonal alternatives.

Without any appealing product available, we looked into what products were in development, only to find that the pharmaceutical companies that sell birth control have stopped research into new technologies years ago.”

避妊の問題に対する私の理解は、私のガールフレンドが副作用のためにピルの使用をやめたいと言ったときに始まりました。 ほとんどの男性は避妊とその副作用にあまり気づいていませんが、私は彼女と彼女の友達の経験について話をするほど、問題の大きさと非ホルモンの欠如に気づきました。
魅力的な製品を入手できなかったため、開発中の製品を調べたところ、避妊薬を販売している製薬会社が数年前に新技術の研究を中止していることがわかりました。」

つまり、ピルの副作用が壮絶であるが、それに代わる開発はどんどん取りやめになっているんですね。
宗教的な問題から、これまで欧米諸国ではコンドームの使用率が低かったというのも肯けます。

関連する特許はこちらになります。

たくさんの女性が苦しんでいます。


今回の件では、避妊に関する薬なので、生理痛の緩和や生理周期に関するホリエモンがいうピルの使用とは、直接的な繋がりはありませんが、ピルの副作用について考えるのに引用しました。

会社が考える避妊の新薬の重要性

これはBioInnovation Institute(BII)[Novo Nordisk Foundationと呼ばれる財団の健康技術やバイオ産業のプロジェクト組織や部署と考えていいです。研究から市場へ向けての手助けをする組織です。〕そこでの発表動画です。

ヨーロッパとアメリカで現在避妊薬を利用している人は、1億2500万人います。
1960年代から一番有効性の高い薬はホルモン系の避妊薬でしたが、副作用に目を瞑って摂取することはできないです。
例えば、うつ病を発症するリスクが80%増加する(フランスでの調査)ことや、視覚科学の分野においても副作用が報告されています。

市場としては非常に大きいのに、使用する女性への配慮が足りているのでしょうか?
そこで、彼らは、新しいアプローチによる避妊薬を開発しました。
女性が本来もっているバリア機能をもとに作られたバイオポリマーであり、このコンセプトから作り出された薬を使用して、24時間効果を発揮して、使用方法は簡単である。

と避妊薬における背景からどういうメカニズムで新薬が効力を発揮するかを話してます。

パートナーとの関係性(給料なのか、自分の仕事の関係なのか、子供が本当に欲しいのか、育てていけるのか)から使用を考えるのに非常に適しているのではないでしょうか。

おわりに

避妊薬を使用した際に、体への負担が大きいというのは聞いたことはありました。
それが、精神的な疾患にまで繋がっているとは思っていませんでした。

もちろん、前提となるのは、良識のあるパートナーとの関係性です。
一方で、どんないい関係性を持っていても、妊娠出産に消極的になってしまうこともあるでしょう。

こういった薬によって、パートナーとの関係性が良好に健康に過ごせるようになるといいと思います。

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